越境決済大手がStellarベースのステーブルコイン送金プラットフォームの立ち上げを計画

ブルームバーグの報道によると、越境決済サービス大手のマネーグラム(MoneyGram)は、Stellarをベースしたステーブルコイン送金プラットフォームを立ち上げる計画で、暗号通貨の採用拡大を試みているようである。

 

マネーグラムは、Stellarブロックチェーンと提携し、ユーザーがステーブルコインを送金し、簡単にハードカレンシー(国際通貨)に変換できるサービスの提供を検討している。

 

マネーグラムのCEO、アレックス・ホームズ(Alex Holmes)氏はインタビューで「現在、暗号通貨の世界と国際通貨の世界は、実際には互換性がない。我々は暗号通貨の世界から国際通貨の世界への橋になろうとしている」と述べた。

 

ホームズ氏はまた、「このサービスが完全に稼働すれば、Stellarブロックチェーンのユーザーは、マネーグラムのネットワークを介して資産をCircle Internet FinancialのステーブルコインUSDCに変換することができる」と説明した。

 

今月のTeraUSD(UST)ステーブルコインの崩壊は、ステーブルコインに悪影響を及ぼし、市場のボラティリティに大きな影響を引き起こした。Circleの最高戦略責任者兼グローバルポリシー責任者であるダンテ・デスパルテ(Dante Desparte)氏は、「USDCは完全に安全で流動的な資産であるため、ペッグ崩壊はあり得ないことである。USDCは、マネーグラムがStellaと提携して使用するステーブルコインである」と述べた。

 

マネーグラムがStellaと提携した新サービスは、新興国市場での暗号通貨の使用を促進することも期待されている。世界銀行のデータによると、去年低中所得国へ対する暗号通貨の送金額は5,890億ドルに増加し、今年も増加すると予想されている。法定通貨としてビットコインを採用したエルサルバドルのような国におて、暗号通貨の送金額は国のGDPの20%以上を占めている。

 

以前、エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領は、海外送金会社が高額の手数料が請求されることを批判し、ビットコインで海外送金することにより、年間4億ドルの手数料が節約できると述べた。

 

 

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