【発表】これまでに盗まれた暗号通貨の被害額はいくら?

あなたは暗号通貨が誕生してからこれまで、どのぐらいの暗号通貨が盗難に遭っているかご存じだろうか?ブロックチェーンセキュリティ企業スローミスト(SlowMist)のレポートによると、2012年からこれまでに300億ドル(30,011,604,576.24ドル)がハッキングや詐欺などで盗難されていることがわかった。300億ドルという金額は暗号通貨全体の2.5%以上に相当する

 

スローミストが1,101件のハッキング事件を分析したところ、主な手口はスマートコントラクトの脆弱性、ラグプル、フラッシュローン攻撃、詐欺、秘密鍵の漏洩、フィッシング攻撃であった被害が最も大きかった年は2021年で、236件の事件があり、97億ドル以上が盗まれた。

 

レポートによると、取引所へのハッキングが多いという。取引所へのハッキングは118件以上あり、被害額は109億ドル以上である。被害が最も多かったのは、2018年の国内暗号通貨取引所コインチェックCoincheckのハッキング(被害額5億3400万ドル2014年の国内暗号通貨取引所マウントゴックス(Mt.Gox)のハッキング(被害額4億7300万ドル以上)である

 

マウントゴックス事件など、代表的なハッキング事件については、こちらの記事で解説しているので、合わせて読んでほしい。

 

 

 

ブロックチェーンに対するハッキングはイーサリアムEthereum)が最も多く、217件あり、被害額は31億ドル以上であったWeb3のサービスのほとんどがイーサリアムブロックチェーン上に構築されているので、イーサリアムの被害が最も多くなるのは無理もない。イーサリアムの後に、バイナンススマートチェーン(BSC162件、イオス(EOS119件と続く。

 

また最近ではNFTのハッキング被害が増えている。被害件数は85件、被害額は2億ドル以上である。

 

なお、多くの取引所やプロジェクトはハッキング対策のため、セキュリティを強化している。その結果、被害の増加スピードは減速しているという。しかし、暗号通貨全体の時価総額1兆1400億ドルあり、1兆1400億ドルが危険にさらされているため、早急な対応が必要であるとレポートは指摘している。

 

ハッキングと同様、詐欺の被害も増加している。特にSNSマッチングアプリなど知り合った人に騙されるというパターンが多い。以下の記事で、各種詐欺手口、事例、見分け方、対策、対処法などを解説しているので、騙されないためにもぜひ読んでほしい。

 

 

 

 

 

 

 

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。


WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。

 

真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

 

初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

 

Googleで「wikibit」と検索してください。

https://sourl.cn/LzyuMP
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。