【警告】2023年第2四半期はDeFiのハッキングと詐欺が7倍に増加!

2023年上半期のDeFi(分散型金融)のハッキングと詐欺による被害総額は6億6,700万ドルに達し、2023年第2四半期の被害額は2億4,308万8,280ドルに上ったことが、Web3のサポートアプリDe.Fiが発行したQ2 De.Fi Rekt Reportによって明らかになった。

 

 

 

本レポートによると、DeFi関連のハッキング件数が前年比で約7倍増加しているという。また、2022年の同時期には17件しか報告されていなかったが、2四半期には117件に急増、第2四半期の被害額は2億850万ドル以上に上り、2023年上半期の被害額は6億6500万ドルに達したなお、第2四半期の被害のうち、450万ドルは回収に成功した。しかし、前年同期に回収されたのは690万ドルであったため、盗まれた暗号通貨の追跡や回収が難しくなっていることがわかる。

 

2023年第2四半期のハッキング・詐欺事件トップ5は、アトミックウォレット(Atomic Wallet)、Fintoch、MEVブーストMEV-Boostビットゥルー(BitrueGDACであり、合計で約9,280万ドルの被害を出した。アトミックウォレットは被害額3500万ドルで、被害総額の約17%を占めた。Fintochは被害額3170万ドル、MEVブーストは被害額2610万ドル、ビットゥルーは被害額2190万ドル、GDACは被害額1430万ドルであった。

 

被害の一番の原因は不正アクセスであり、被害額は7580万ドル(被害総額の4分の1)であった。二番目はエクスプロイトで、被害額が5530万ドルであった。また、ラグプルの被害額は4,730万ドルに上った。

 

被害額の多かったブロックチェーンイーサリアムで、8,250万ドルの被害に遭った。二番目はBNBスマートチェーンで、被害額は5,780万ドルであったなお、件数ではBNBスマートチェーンが65件と、最も多かった

 

攻撃ベクトル(侵入手段)はトークンが最も多く、67件であった。その他の攻撃ベクトルはDEX12件、レンディング・プロトコル9件NFT4件であった。

 

暗号通貨のハッキングと詐欺は増加の一途を辿っている。騙されないためにも、ハッキングや詐欺の手口を知り、しっかりと対策する必要がある。暗号通貨の各種詐欺については、以下の記事でそれぞれ手口、事例、騙されやすい人の特徴、見分け方、対策、対処法を詳しく紹介しているので、騙されないためにもぜひ読んでほしい。

 

 

 

 

 

 

 

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