Lunaの暴落を受け 暗号通貨監査基準の策定を呼び掛け 

ウォール・ストリートブロックチェーン同盟(Wall Street Blockchain Alliance:WSBA)の顧問委員長のショーン・ステイン・スミス(Sean Stein Smith)氏は「先日のLUNAのような暴落は、すべての暗号通貨、特にステーブル・コインに対して起こりうる。明確で一貫した客観的、定期的な監査が必要だ」と呼びかけている。

 

経済誌フォーブスの記事で、スミス氏は暗号通貨の監査の意味や、やり方について語った。「監査レポートでは取引の詳細なレビューを行う必要があり、監査対象の安全性や将来性を保証する内容でなくてはならない。こうした監査は投資家や規制当局自身のために必要となる。また、監査は内容が明確で一貫性があり、定期的に行われる必要がある。」と述べた。されに具体的に説明すると、以下のようになる。

 

*明確性

暗号資産はそれぞれ基本的な特性が異なるため、監査の優先順位を決める必要がある。例えば、ステーブル・コインの監査では原資産と埋蔵量の確認に焦点を当て、DeFiプロジェクトでは相互運用性とセキュリティに焦点を当てることなどだ。

 

*一貫性

暗号資産は確かに斬新で革新的な金融商品であるが、最終的には他の資産クラスと同じように経済学の法則に従わなければならない。一貫性、権威性ある会計基準が必要となる。また、監査基準は必要に応じて柔軟に変更する必要がある。

 

*定期的

暗号資産関連の技術は継続的かつ急速に成長しており、この速度に監査規制が容易に追いつかなくなる可能性がある。このような状況を防ぐ方法としては、定期的に監査を行うことである。監査基準については、プロジェクトのあらゆる側面をカバーできる包括的なものが必要である。

 

スミス氏は暗号資産監査に関して、すでに米国財務会計基準審議会(t the Financial Accounting Standards Board:FASB)と作業開始を合意したことを認めた。

 

暗号通貨における会計や監査も、ブロックチェーン技術の専門知識が必須になってきている。

 

 

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