柴犬コイン創設者がプロジェクトから離脱 ソーシャルメディアから姿を消す

柴犬コイン(Shiba Inu:SHIB)創設者のリョウシ(Ryoshi)氏がオンラインパブリッシングプラットフォームミディアムMedium)でAll Hail the Shiba柴犬バンザイ):私は重要ではない。いつか予告なしいなくなる。SHIBAと旅立ちするを投稿した後、すべてのツイート、および4つの柴犬コイン関連のブログを削除し

 

リョウシ氏のツイッターのプロフィールは、チベットの仏教修行者・聖者・宗教詩人であるジェツン・ミラレパの画像に変更された。ツイッターの経歴には以前、「SHIB and LEASH FounderSHIBとLEASHの創設者)」 と書かれていたが、現在空欄になっている。これによりリョウシ氏は、実質的に柴犬コイン・プロジェクトから離脱したと推測された

 

柴犬コインは2020年8月に誕生したミームコイン(memecoin:インターネット上のネタに由来する暗号通貨)である。柴犬コインは、コインの可愛らしさと、テスラのCEOのイーロン・マスクElon Muskイーサリアム(Ethatham:ETH)創設者のヴィタリック・ブテリンVitalik Buterin)などの著名人によるツイート投資家のコミュニティ内で人気となり、価格も急上昇した。

 

SHIBコミュニティではプロジェクトの将来に対する懸念が広がっていたが、SHIB プロジェクトリーダーのShytoshi Kusama5月30日Mediumにて「リョウシのビジョンRyoshi's Vision)」を実現するための支援を呼びかけている

 

リョウシのビジョン」とは、ShibaSwap、Shibarium、SHIステーブルコイン、Shibarium金融エコシステム、の4つの主要なコンポーネントを完成させることを基本としている。そのうち、ShibaSwapはすでに2021年の7月に完成した。

 

リョウシ氏の離脱について、最初は詐欺が行われたのではないかという憶測も飛び交った。しかし、今現在SHIBコインの価格に大きな動きはないTradingView.comのチャートによると、SHIBの現在の時価総額63億ドルで、昨年10月下旬の過去最高値0.00008616ドルから85以上減少しているが、暗号通貨の時価総額では16番目となっている

 

創設者が離脱してもSHIBが安定的に運用できている裏には、SHIBコミュニティによる根強い支持があると思われる。

 

 

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