DOGEの価格が低迷する一方、ライバルのSHIBの価格が高騰

Bitcoin.com Newsの週間統計によると、ドージコイン（Dogecoin：DOGE）はこの7日間で5.8％下落しているが、ミームコインのライバルである柴犬コイン（Shiba Inu：SHIB）は、週間21.3%の上昇となっている。

しかし、時価総額では、ドージコインが最大のミーム（Meme）系暗号資産を維持している。

分散型スマートコントラクト、イーサリアム（Ethereum）分析プラットフォームのイーサスキャン(Etherscan) のデータによると、現時点でSHIBのホルダーは65万人であり、送金経歴がある人数は354万人に達している。DOGE以外で2番目に大きいミーム通貨として、SHIBの時価総額は36億ドルに達している。SHIBはミーム通貨の時価総額全体の11％以上を占めている。

現在、イーサリアム（ETH）を移動させるためのコストは1トランザクションあたり5.66ドルであるため、イーサリアムチェーンを使った場合、SHIB を1回の送金につき12.93ドルかかる。

DOGEを送信するためのコストは約2.38DOGE（0.573ドル）となっている。ERC20のSHIBを送信するコストより、800%以上も安くなっている。SHIBは、Uniswap、Sushiswap、Shibaswapなどの分散型取引所（Decentralized Exchange： DEX）でも幅広く取扱されている。取引所のトップはBinanceで、Huobipro、Okexである。DOGEはSHIBよりもはるかに多くの取引所で利用できる。

SHIBに特化した分散型取引所（Dex）プラットフォームShibaswapには、2億4600万ドルの資金がキープされている。SHIBの姉妹トークンであるLEASH（792ドル）やBONE（1.05ドル）は、Shibaswapで流動性プールやインセンティブを運用している。

DOGEは2013年にソフトウェアエンジニアのBilly MarkusとJackson Palmeのアイデアによって作成された。SHIBも同じ理由で2020年8月にRyoshiという匿名のクリエイターに作成された。SHIBは作成されてからまだ一年しか経過していない。2021年に、2つの異なる犬の暗号通貨SHIBとDOGEであるが、両方とも大幅に上昇している。

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