ブロックチェーンベースのサッカーゲームSorareが6.8億ドルの資金を調達

2021年9月21日、非代替性トークン（Non-Fungible Token： NFT）ベースのファンタジー・フットボール・プラットフォームのソラレ（Sorare）は、ソフトバンクが主導するシリーズBの資金調達で6.8億ドルを調達した。今回の資金調達により、Sorareの時価総額は約43億ドルとなった。

今回の資金調達はヨーロッパ最大のシリーズB資金調達の一つであり、ソフトバンクは 「Sorareは、エキサイティングな2つの産業の中心にある企業だ。」と評価している。また、Sorareは他の種類のスポーツにも同様のサービスを提供する予定だ。

Sorareは、イタリアのユベントス（Juventus）、スペインのレアル・マドリード（Real Madrid）、イングランドのリバプール（Liverpool）など180のサッカーチームをライセンス許諾を受けている。2020年第2四半期から2021年第2四半期にかけて、Sorareの月間アクティブ有料ユーザー数は34倍、売上高は51倍に増加した。

2021年に他のNFT市場のプラットフォームも数多く資金調達を行っている。NFT市場のラリブル（Rarible： NFTゲームアイテムやアート作品を作成、販売、購入、閲覧できるマーケットプレイス）が1,400万ドル以上を調達、NFTに特化した高速・分散型のパブリックフローブロックチェーン上で立ち上げる計画を明らかにした。

Openseaは2021年7月末に1億ドルを調達し、ユニコーン企業（創業10年以内、評価額10億ドル以上、未上場、テクノロジー企業といった4つの条件を兼ね備えた企業を指す）となった。

ブロックチェーンを活用したエコシステムを構築するエンジン（Enjin）は、ポルカドット（Polkadot）を使ったNFT専用のブロックチェーンを開発する。開発資金として、1890万ドルを調達した。

エフィニティトークン（Efinity Token: EFI）セールで2,000万ドルを獲得した。

今、NFT資産は驚異的な成長を遂げている。

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