SEC議長は暗号通貨市場を規制強化をする方針か

火曜日(921日)に、米国証券取引委員会(SEC)の議長Gary Gensler氏は、ワシントンポストのインタビューを受け、暗号通貨分野、ブロックチェーン技術分野を規制する方法について話した。

 

Gensler氏は最近発生した暗号通貨市場の暴落に対して「非常に投機的な投資対象だ」とコメントした。

 

Gensler氏は「ステーブルコインは、カジノのポーカーチップのようなものだ」とも語った。

 

Genslerは、どのような投資商品をSECの管轄下にするかを検討するとき、「これらのトークンのほとんどは有価証券に分類されるだろう」と考えている。また、一部の投資対象は、商品と有価証券の両方の性質を持っているとも考えている。

 

SECは、商品先物取引委員会(CFTC)と緊密に連携する必要があるかもしれない。Genslerは、「一部のトークンは商品のようであり、他のトークンは証券と商品の両方の特性を持っているため、SECは商品を管轄するCFTとも連携する必要がありそうだ」と述べた。

 

ステーブルコインの分野では、「ステーブルコインは投資契約の属性と銀行商品の属性の一部を持っている可能性があるため、SECCFT、銀行規制当局等投資商品を管轄する機関とこれまで以上に連携する必要があるだろう」と語っている。

 

Genslerは、SECCFTCが、ステーブルコインに対する監督を実施するために、「議会の支援」が必要であると述べた。

 

ステーブルコインの準備金について最近疑問視されており、ほとんどの「現金準備金」が実際には現金で保管されていない。今年の初めに、テザー(Tether)はUSDT準備金の詳細を開示したが、そのうち2.6%のみが現金で保管されていた。残りは、担保付ローン、社債、暗号資産、その他の投資ツールの組み合わせである。しかし、Genslerは、これらの資産のセキュリティと合法性についてはまだ疑問を持っている。

 

SEC議長の発言の前に、米国を拠点とする暗号通貨取引所Coinbaseは、暗号ローンプログラムを中止すると発表した。SECは、暗号ローンプログラムは証券であると考え、認可を得ずにサービスを提供するのであれば提訴も辞さない構えを示した。

 

Genslerはトークンの発行、分散型ファイナンス、ステーブルコイン、カストディ、取引所投資信託ETF)、ローンプラットフォームに関する暗号関連の政策変更を導入したいと述べた。長い間、彼は暗号プロジェクトをSECに登録することを促している。「暗号プロジェクトは長期的に発展するために、規制当局と協力する必要がある」と考えている。

 

一部の投資家はGenslerの発言が暗号通貨市場を暴落へと導く原因の一つであると考えている。

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