ウクライナ国民を支援のUkraineDAO 1週間で600万ドル超を募金を集める


ロシアとウクライナの紛争が始まって1日後の2月25日に立ち上がった分散型自治組織UkraineDAO(ウクライナDAO)は、わずか1週間で610万ドルの資金を集めた。

 

ウクライナDAOは、ウクライナ支援目的の分散型自立組織(Decentralized Autonomous Organization:DAO)で、ブロックチェーン上で募金活動のほか、資金管理などの活動について参加者達が協力し合い、組織を管理・運営している。

 

ウクライナDAOは、ロシアの反プーチンロック音楽グループのプッシー・ライオット(Pussy Riot)のナジェージダ・トロコンニコワ(Nadezhda Tolokonnikova)氏や、NFTスタジオのTrippy Labs、NFTアートを収集団体PleasrDAOにより創設された。

 

募金の仕組みは、ウクライナの国旗をイメージした非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)を1万枚限定で販売し、その収益をロシアの侵攻で被害を受けた人々の支援に使う予定である。

 

NFTの販売はPartyBidのオークションとして開催され、寄付額に応じてERC-20のラブ・トークン(LovePot Token:LOVE)を受け取ることができる。

 

募金の分配についてトロコンニコワ氏は、DAO内の全員の声を尊重し、また地元の複数のNPOにも声をかけた。ウクライナ人兵士を支援するキエフを拠点になっているNPO組織の「Come Back Alive(生きて帰る)」が「最も信頼でき、かつ効果的」だと判断したという。ただし資金の使い道は医療支援のみに限定している。

 

DAOはインターネット上の見知らぬ人とコラボレーションするブロックチーン組織の形態で、今回のような募金活動やその後の資金管理などの、特定の目的の場合においては安全性および透明性の高い手法だと言えるだろう。

 

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