バイナンスがビットコインの出金を一時停止 その理由を説明

6月13日、暗号通貨取引所の最大手バイナンス(Binance)ビットコイン(Bitcoin:BTC)の出金を一時停止した。

 

バイナンスのCEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao: CZ)氏は、「バイナンスでビットコインの出金を一時的に停止している。30分以内に修正されるはずだ。直ちに更新する。資金はSAFU(安全)である」とツイートした。

 

ジャオ氏のツイートから3時間半後に出金が再開された。

 

さらに、バイナンスはユーザーに対して「出金手続き中の一部のビットコインは、出金再開後に申請が自動で取り下げられる場合がある。その際は、再度出金依頼を行う必要がある」とアドバイスした。

 

バイナンスは事後報告で今回の出金一時停止を「やむを得ないトラブル」と説明した。そして、「ウォレット統合に伴ういくつかの小さなハードウェアの障害を修復し、問題はすでに解決され、再発阻止のためにロジックを変更した」と述べた。さらに、ユーザーが預け入れたお金には影響がないことと出金停止中は他のネットワーク(BEP20とERC20)経由で出金できることを説明した。

 

バイナンスでの暗号通貨取引に関する機能の停止やシステム・ダウンは今回が初ではない。

 

2021年11月、大量のバックログを理由に、バイナンスはプラットフォーム上のすべての暗号通貨の出金を一時停止した。停止から約30分後に出金は再開された。

 

市場の高騰・低迷に関わらず暗号通貨取引の需要が高まっている。バイナンスなどの大手暗号通貨取引所は、システム開発、ハードウェアの増築、各国の金融規制への対応に苦労している。出金の一時停止などトラブルがあるが、それでもバイナンスは比較的安定したサービスを提供している取引所の一つである。

 

 

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