メタバース・ブロックチェーンを構築 メタバースの生みの親が共同設立

6月8日、ビットコイン財団Bitcoin Foundation会長暗号投資家のピーター・ベッセネスPeter Vessenes)氏が、「新しいレイヤ-1Layer-1)のブロックチェーンLAMINA1を設立する」と発表した。

 

LAMINA1オープンメタバースのための基本レイヤとして機能する予定である。このプロジェクトは、ベッセネス氏とSF作家のニール・ステファンソンNeal Stephenson)氏が共同で設立することになっている。

 

ベッセネス氏は、「仮想現実Virtual Reality:VR)」と拡張現実(Augmented RealityAR)の統合に注力していく」、「ステファンソンのビジョンに近い空間を構築する。技術、芸術面で優れたクリエイターを守り、スペイシャルコンピューティング技術、メタバースを構築している人々をサポートできるコミュニティを提供する」と述べ

 

さらに、このプロジェクトは、アーティストクリエイター作品に対して適切な報酬を得られるよう環境を作っていく。またメタバースのビジョンが大手企業によって独占されることのないよう、真にオープンなメタバース構築する。必要なガバナンス、テクノロジー、ノードオペレーター、IPパートナー、アーティスト、ビジネスパートナー、ファンドを立ち上げ、稼働させる」と述べた。

 

このプロジェクトの具体的な内容はまだ公開されてない。しかし、プロジェクト投資者リストには、イーサリアムETHの共同設立者であるジョセフ・ルービンJoseph Lubin)氏の名前もある。

 

ステファンソン氏は、1992年に出版した小説「スノークラッシュ(Snow Crash)」にメタバースの原型を描き、仮想現実世界の概念を構築した人物である。

 

メタバースの先行きはまだ不透明だが、多くの企業・投資家に注目されているのは間違いない。

 

 

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