ビットコインの現物取引量に大幅な増加は見られず 上昇は抵抗に直面

ビットコイン(BTC)の上昇は過去24時間で減速した。執筆時点でのビットコイン価格は47,290ドル前後で、24時間の変動幅は+0.35%である。ビットコインは3月29日の高値48,189ドルから再び47,000ドル台に下落した後、2日間連続で47,000~48,000ドルの小さなレンジで変動している。オンチェーンデータによると、ビットコインの1日の総取引量は40,000ドルを超え、3月16日にピークに達した。しかしその後、現物取引量は大きく増加することなく、直近3ヶ月間の平均値まで落ち込んだ。

 

 

日次取引量とは、その日のビットコインの総取引量を示す指標である。指標値が上昇すると、より多くのビットコインがチェーン上で取引されていることを意味する。日次取引量の上昇は、投資家の暗号通貨への関心の高まり、市場がより活発になったことを示している。一方取引量の低下は、ビットコインネットワークのアクティブ性が低下していることを示している。これは、投資家の関心が低下していることを意味しているという見方もある。

 

イメージ:過去1年間のビットコイン取引量の変動

 

ビットコインの取引量は過去7日間でわずかに増加した。ただし、より長い時間軸で見ると、指標はまだ低水準にとどまっており、現在取引ネットワークに参加しているトレーダーは少ない。

 

ビットコインの価格を47,000ドル以上到達したが、大きな取引量を集めることができていないため、今回の上昇は継続しない可能性が高いと考えられる。

 

今週、Luna Foundation Guard(LFG)は2.72億ドル相当のビットコインを購入した。また、資産運用会社MicroStrategy(MSTR)の子会社MacroStrategyが2.05億ドルの融資を受けビットコイン購入している。

 

ビットコインの「恐怖と貪欲さの指標」は「貪欲」レベルに入り、今年以来最高レベルに達した。これは市場が強気センチメントに転換する兆候である。しかし、一部のアナリストは「今年に入ってからの市場の傾向を分析すると、貪欲の兆候があった後はすぐに恐怖状態に戻ることが多いため、この点留意する必要がある」と投資家へ警告した。

 

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