米国 ロシアからのエネルギー輸入を停止へ ビットコインは下げ止まり
米バイデン政権が3月8日にロシアからの石油・ガスなどエネルギー資源輸入の禁止を発表したため、株式・コモディティ市場が大きく変動した。当日、S&P500指数は0.72%下落した。一方の暗号市場では、ビットコインが下げ止まりの様相を見せた。
出典:SBI証券
暗号通貨のトレーダーは、石油価格の高騰とウクライナ戦争の最新の動向を注視している。一部のアナリストは、米国がガソリン価格の高騰を緩和するために、ベネズエラやサウジアラビアから輸入する方針だと考えているようだ。
アナリスト、アレックス・クプツィケビッチ(Alex Kuptsikevich)氏は「株式指数の下落にもかかわらず、ビットコイン(BTC)は何とか状況を好転させた」と述べた。
Glassnodeのレポートによると、ロシア・ウクライナ戦争は、市場に不確実性をもたらし続けている。ビットコインの強気筋は短期投資家からの長期売却圧力の中で底打ちを試している状況だ。
一方、ビットコインのアクティブアドレスは日々増加している。これは暗号通貨のトレーダーが増加していることを意味する。Coin Metricsのデータによると、先週のビットコインの1日あたりのアクティブアドレスは953,100に達し、前週比から9.1%増加した。イーサリアムも、1日のアクティブアドレスが2.1%増加して590,900に達した。
アナリストのダマニック・ダンテス(Damanick Dantes)氏は、「ほぼすべてのテクニカル指標は中立の状態となり、価格変動の範囲が徐々に狭くなってきていることから、短期的な利益が小さい状況にある。ビットコインがトレンド反転するには、37,000ドル以上のサポートラインを維持し、レジスタンスラインの46,700ドルより上昇する必要がある」と考えている。
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