フェイクニュースで、ライトコインのボラティリティが急上昇
9月13日、アメリカの大手ニュース配信メディアのGlobeNewswireは、「アメリカの小売大手のウォルマート(Walmart)が暗号通貨プロジェクトのライトコイン(Litecoin :LTC)と提携の可能性」というプレスリリースを発表した。プレスリリースにはウォルマートのCEOであるダグ・マクミロン(Doug McMillon)氏とライトコインの開発者であるチャーリー・リー(Charlie Lee)氏の名前も掲載されていた。
ロイター(Reuters)、ブルームバーグ(Bloomberg)、CNBC(Consumer News and Business Channel)など複数の主要メディアが、このプレスリリースを転載した。
しかし、その後、ウォルマートの広報担当者が、ウォルマートとライトコインが提携したというプレスリリースは、「事実ではない」と発表し、ニュースもすぐに削除された。 しかし、ライトコインはニュースを受けて大幅な上昇を見せ、過去3か月最高値233.06ドルまで急騰した。
GlobeNewswireは、ニュースが掲載された経緯を調査している。
青いチェックマークが付いたライトコインの公式Twitterアカウントも、このプレスリリースについてツイートした。その後、ツイートが削除されたが、ツイートのスクリーンショットはたくさん保存された。
ライトコインは、このフェイクニュースが広まった後、24時間で28.9%上昇した。フェイクであることが確認されたため、ライトコインの価格は急落し、急騰する前よりも数%低い価格で推移している。
また、7月に暗号通貨メディアのCoingapeが報告した、eコマース業界最大手であるアマゾン(Amazon)がビットコイン(BitCoin:BTC)を支払いオプションとして統合する計画のニュースで、ビットコインの価格の急上昇を引き起こした。
アマゾンや、ウォルマートのようなグローバル大企業の動向は、暗号通貨の価格に大きな影響を与えている。
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