世界最大の資産運用会社がビットコインETFを申請!承認の可能性は?

世界最大の資産運用会社ブラックロックBlackRock)は6月15日、米証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission:SEC)にスポット(現物)のビットコインETFであるiシェアーズビットコイン・トラストiShares Bitcoin Trust)を申請した。

 

ブラックロックはコインベース(Coinbase)と提携しており、ETFにはコインベースカストディCoinbase Custody)を利用し、価格データはコインベースの現物市場の価格データを使用、現金についてはバンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY Mellon)がカストディアンとなる。

 

提出された書類には、「本株式(ETFは、ビットコインに直接投資するのではなく、暗号通貨取引所でビットコインに投資するのに近い形で簡単に投資できるよう設計した」とある。

 

SECはこれまでビットコイン先物ETFは4件承認してきたが、ビットコイン現物ETFの承認は1件もない。例えば、昨年グレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)が申請したグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)は、「グレイスケール社は市場操作の防止などに関する質問に答えられなかった」という理由でSECに却下された。

 

 

資産管理法律事務所ケリー・ハント・アンド・チャールズ(Kelley Hunt & Charles代表アイシャ・ハントAisha Hunt氏は、「ブラックロックETFSECの激しい抵抗に遭う可能性が高く、ETFが発売される前に申請が取り下げられる可能性がある」と述べた。

 

しかし、ブラックロック10兆ドル以上の運用資産残高世界最大の資産運用会社であり、さらにCEOラリー・フィンク(Larry Fink大きな政治力を持っている。そのため、「今回は承認される」という期待もあり、ブラックロックビットコイン現物ETF申請のニュースを受け、ビットコインの価格は約1%上昇した。

 

市場の期待は高いものの、暗号通貨取引所FTXの破綻後、SECの暗号通貨業界に対する取り締まりは厳しくなっており、先日、バイナンス(Binance)とコインベースが提訴された。

 

 

 

このような厳しい状況の中での世界最大の資産運用会社によるビットコイン現物ETFの申請であるため、大きな注目を集めている。

 

もしもブラックロックビットコイン現物ETFの申請が承認されれば、ビットコインの価格は大きく上昇する可能性がある。2021年10月、SECがビットコイン先物ETFを承認した際には、ビットコインの価格は1週間で6万ドルから6万6,000ドル(約750万円)まで急騰、史上最高値6万7500ドルを付ける原動力の一つとなった。

 

 

また、来年2024年には半減期がある。毎回、半減期の後、ビットコインの価格は上昇する。そのため、ブラックロックビットコイン現物ETFの申請が承認されれば、半減期と相まって、ビットコインは大きく上昇する可能性がある。

 

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