LINE運営する暗号通貨取引所ビットフロントが閉鎖 FTX崩壊の影響?

LINE株式会社が運営する暗号通貨取引所ビットフロント(Bitfront)は、数カ月後に業務を停止する意向を明らかにした。

 

同社ウェブサイトに「ビットフロント閉鎖へ」というニュースリリースが(https://www.bitfront.me/notice/20208406)掲載された。

 

「ビットフロントは、ユーザーが暗号資産を安全に保管し、自由に取引できることを目的に設立されました。

そして、設立当初からブロックチェーン業界のリーダーになることを目指し、最善を尽くしてきました。

 

弊社は激しく変化する暗号資産業界において課題を克服する努力をしてきましたが、このままではLINEブロックチェーンエコシステムとLINKトークンエコノミーを発展させられないと判断し、ビットフロントの閉鎖を決定しました。

 

* なお、今回の決定はLINEブロックチェーンエコシステムの発展を第一に考えた結果であり、不祥事を起こした取引所の影響とは無関係です。

 

本通知を掲載した時点で、ビットフロントのサービスは終了となります」

 

ビットフロントの閉鎖はFTXの破綻とは関係がない。

 

なお、サービス終了までの具体的なスケジュールは次の通りである。

· 11月28日:新規登録の停止

· 12月30日:暗号通貨・ドルの入金、取引の停止、未決済注文の取消

· 2023年3月31日:すべての出金停止

 

ビットフロントはLINEが出資した米国を拠点するグローバル暗号通貨取引所で、2020年2月28日からサービスを開始した。

 

LINEの暗号通貨サービスについては、2018年7月シンガポールに拠点を置くグローバル取引所ビットボックス(BITBOX)を、2019年9月日本国内向けにLINE BITMAX(ラインビットマックス)をローンチした。この2社は運営を続ける。

 

ブルムバーグによると、ビットフロントの24時間の取引高は9400万ドル未満、取引ペアは12種類、コインは6種類であり、現在の市場全体の総取引高570億ドルと比べると、シェアは小さい。

 

 

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