アバター作成システムReady Player Me シリーズBラウンドで5600万ドルの資金調達

自撮り写真でアバターを作成できるメタバース用アパタープラットフォーム「レディ・プレイヤー・ミー(Ready Player Me:RPM)」は8月23日、シリーズBの投資ラウンドで5600万ドルを調達したと発表した。2021年12月の前回のシリーズAでは1300万ドルを調達した。
 
調達した資金はアバターシステムの拡張、アバター資産を収益化するための新しいツールを開発に投入する。また、個人クリエイターが様々なゲームのアバターマーケットプレイスに参加できるツールを構築する計画である。
 
今回の資金調達はベンチャー・キャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz、略称a16z)が主幹事を務め、オンラインゲーミングプラットフォームのロブロックス(Roblox)やゲームメーカーのキングゲームズ(King Games)などが参加した。
 
RPMの共同設立者兼CEOのティムウ・トーケ(Timmu Tõke)氏は「真のメタバース体験の鍵を握るのは、ゲーム、仮想空間、アプリケーション間の連動性と、すべてのメタバース体験でユーザーが一貫したアイデンティティを保てることである」と指摘し、さらに「今回調達した資金はクロスプラットフォームにおけるメタバースアバターシステム拡張に使う」と述べた。「仮想世界のユーザーにとっては、お気に入りのアバターを作成し、全てのメタバースで共通して使えるアバタースキンやアクセサリーを購入し、1つのゲームだけで終わらないことが重要である」とRPMの幹部は付け加えた。
 
RPMには人気ブランドや企業から続々とオファーが舞い込んでいる。すでに、スポーツウェアのアディダスAdidas)、エンターテイメントのワーナー・ブラザース(Warner Brothers)、ファッションブランドのプルアンドベア(Pull&Bear)、ディオール(Dior) などの有名企業とパートナーシップを結んでいる。
 
また、RPMスマートフォンメーカーであり携帯電話事業者のHTCとベライゾン(Verizon)、SNS企業のテンセント(Tencent)、オンラインゲーム開発企業のウォーゲーミング(Wargaming)などの大手企業向けにアバターをカスタマイズできるインフラも完成させている。
 
メタバースに関しては、香港科学技術大学がメタバース・キャンパスを建設中であり、また東京大学メタバース技術に特化した工学コースを設置した。暗号通貨業が低迷する中、メタバースには注目が集まっている。
 
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