「失敗と詐欺は違う」 テラフォームラボ創設者ドー・クォン氏が語る

6月22日のウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)のインタビューで、暗号通貨開発企業テラフォームラボ(Terraform Labs:TFL)の共同創設者ドー・クォン(Do Kwon)氏が、ステーブルコインのテラ(Terra:Luna)USTの破綻について語った。テラ破綻後、同氏の初インタビューである。

 

クォン氏は「破綻後ほとんどの財産を失ったが、それは大した問題ではない。なぜなら私は質素な生活を送っているから」と語った。

 

私生活の面では問題ないと言うものの、「投資家が被った損失については申し訳なく思う」と述べた。

 

また、「私はUSTの復活と価値を信じて自信を持って賭けたが、負けた。自分の言葉と行動は一貫している。失敗と詐欺とは違う」と弁明した。

 

さらに、クォン氏は新しいテラのブロックチェーンのルナ2.0(LUNA 2. 0)について、「ルナ 2.0はいつかルナクラシック(LUNA classic:LUNC)チェーンを超える可能性がある」と自信を見せた。

 

ルナ(LUNA)は1枚当たり18.87ドルの最高値から90%下落し、現在1.8ドルで取引されている。

 

ファットマン(FatMan)なるインサイダーは「クォン氏はテラプロジェクト崩壊前に2.7億ドル分の暗号通貨を現金化し、同氏の個人ウォレットには大量のルナが保有されている」と告発した。これに対して、クォン氏は「この告発は嘘だ」と語る。

 

事実がどうなのか現在のところはわからないが、クォン氏とテラフォームラボは詐欺で集団訴訟を起こされた。また、米証券取引委員会(the U.S. Securities and Exchange Commission:SEC)の調査を受けている。

 

暗号資産のエコシステムは、開発者や暗号通貨愛好家の新しい投資機会となっている。しかし、ラグプル(Rug-Pull:資金の持ち逃げ)のような詐欺、価格操作などの違法行為が暗号資産業界で横行している。失敗か詐欺かを問わず、暗号通貨はリスクの高い投資であるため、必ず余剰資金で行うべきである。

 

 

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