投資機関週報:市場は下落基調も投資と資金調達は活発に

ブロックチェーンと暗号通貨に焦点を当てた投資機関であるForesight Venturesの週報によると、先週の暗号通貨市場は米連邦準備制度FRB)の政策による影響が依然として強いと報じた。また、ドルインデックス指数が103ドルという新たな高値に接近していることから、暗号通貨市場には上昇の材料がないとも報じている。暗号通貨市場は米国株との相関関係により、短期的な下落リスクに晒されている状況だ。

 

オンチェーンデータによると、長期投資家の諦めの姿勢が現れており、パニックが市場に広がっている。一部の長期投資家は既に、保有する暗号資産を売り始めた。取引所のクジラ指数によると、先週取引所に送金されたビットコイン(BTCの約90%はクジラ投資家のアドレスからであった。通常、取引所へ送金されるビットコインのうちクジラの割合は85%未満である。現在、市場で収益を上げているBTCの割合は約55%である。この割合の過去最低値は、2015年9月と2019年3月の40%だ。

 

BTCの短期・長期の市場指標を見ると、先物市場の資金調達率は0%に近く、完全な弱気な状態となっている。

 

一方で長期トレンド指標のMVRV-ZScoreを見ると、まだ「強気市場」と判定されている。この指標は、市場の総コストを基準としており、市場全体的の収益性を反映している。指数が0以下は弱気市場を示し、7以上は大規模な強気市場を表している。現在の指標は0.8とかなり低いが、0を上回っているため、現在は強気市場として判定されている。

 

 

またステーブルコインについても、投資家がUSDTからUSDCに移行している状況が続いている。先週、USDT時価総額830億ドルから740億ドルまで減少した。

 

 

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