レオナルド・ダ・ヴィンチやクロード・モネのNFTをオークションに出品

バイナンスのNFT マーケットプレイスは、ロシアのセントピーターズバーグ（Saint Petersburg）の国立エルミタージュ美術館と協力し、レオナルド・ダ・ヴィンチやクロード・モネのプレミアムNFTコレクションをオークション販売すると発表した。

NFTオークションは8月31日から2021年9月7日まで行われ、世界的に有名な芸術家であるヴィンセント・ヴァン・ゴッホ（Vincent Van Gogh）、クロード・モネ（Claude Monet）、レオナルド・ダ・ヴィンチ（Leonardo da Vinci）のNFT作品が出品される。

2021年は非代替性トークン（Non-Fungible Token：NFT）コレクションの年と言える。Beeple社の「Everydays: The First 5000 Days」が6,930万ドルで落札され、最も高額なNFTとなっている。イーサリアム（ETH）の「Cryptopunk #7523」は1,180万ドルで取引されていた。その他、Bored Ape Yacht Club（BAYC）やWeird Whalesの NFTコレクションも数百万ドルのNFTプロジェクトとして取り上げられてきた。

国立エルミタージュ美術館は、世界最大の美術館であり、最も優れた傑作を多数コレクションしている。1755年に、ロシアのエカチェリーナ（Russia’s Empress Catherine）女帝は1764年にエルミタージュ美術館を建造した。

2021年7月に、国立エルミタージュ美術館は、

『マドンナ・リッタ（Madonna Litta）』（レオナルド・ダ・ヴィンチ：Leonardo da Vinci）、

『ユディット（Judith）』（ジョルジョーネ：Giorgione）、

『ライラックの茂み（Lilac Bush）』（ヴィンセント・ファン・ゴッホ：Vincent van Gogh）、

『コンポジションVI（Composition VI）』（ワシリー・カンディンスキー：Wassily Kandinsky）、

『モンジュロンの庭の隅（Corner of the Garden at Montgeron）』（クロード・モネ：Claude Monet）

などのNFT作品を発表した。

デジタルコピーには、エルミタージュ美術館の総監督であるミハイル・ピオトロフスキー（Mikhail Piotrovsky）氏が真贋（しんがん）を確認の上、直筆サインと、署名した日付と時間を適用、ブロックチェーンに永続する絶対的な独自性を与えた。

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