ツイッターのロゴがドージコインに変更でドージコイン急騰


4月4日月曜日、ツイッターの青い鳥のロゴが、ドージコイン(Dogecoin:DOGE)の柴犬に変わった。これを受け、ドージコインは23%急騰した。

 

2022年10月イーロン・マスク(Elon Musk)氏がツイッターを430億米ドルで買収した。マスク氏は「ドージ・ファーザー(ドージコインの父)」と自称するほどのドージコインの支持者である。2021年12月14日、マスク氏がCEOを務める電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)は一部の商品でドージコインを試験的に受け入れると発表した。また、彼は大手ファーストフードチェーンのマクドナルドにドージコインの決済を受け入れるようオファーした(マクドナルドはオファーに反対した)。

 

なお、マクドナルドのライバルであるバーガー・キングでは、バーガー・キング・パリスが支払いとしてビットコインを受け入れているというニュースを受けて、バーガー・キング・UKが4月1日に公式ツイッターアカウントで、「 trying to convince my manager to let me have an office doge (オフィスで犬を飼えるよう上司を説得中)」とツイートした。このツイートを受け、「英国のバーガー・キングでドージコインを受け入れる可能性がある」との憶測が広まり、ドージコインは6%以上上昇した。

 

マスク氏はツイッターの買収が完了する前の2022年6月、ドージコインを誇大宣伝し価格を操作してねずみ講(またはマルチ商法)を行ったとして、2580億ドル(約34兆円)の支払いを求める集団訴訟を起こされた。

 

ねずみ講マルチ商法については、こちらの記事で詳しく説明している。

誰の身にも起こる可能性があるので、騙されないためにも、こちらの記事を読んで手口や対策をしっかりと理解してほしい。

 

 

 

集団訴訟に関して、マスク氏の弁護団は、「100 億ドル近い時価総額を保持し続ける合法な暗号通貨に対して支持する言葉や面白い写真をツイートすることは違法とは言えない」、「ドージコインが有価証券の基準を満たしているという投資家の主張は間違っている」として、訴訟を取り下げるべきだと主張した。

 

ドージコイン時価総額8位の暗号通貨である。ツイッターのロゴをドージコインに入れ替えた後、1 DOGE 0.1011ドルの高値をつけ、24時間の取引量は12.2億ドルに上った。2023年初来以来、ドージコインは28%下落しているが、ここ2週間で30%上昇した。

 

 

なお、ツイッターの元のロゴ(青い鳥)は「ラリー・バード(Larry Bird)」という名前で、元NBAの名選手ラリー・ジョー・バード(Larry Joe Bird)が由来である。ロゴ変更については正式な発表がないため、ドージコインのロゴがいつまで続くかは不明である。

 

世界中の暗号通貨、トークン、プロジェクトの安全性と信頼性を評価するWikiBitでは、ドージコインのスコアは8.54である。

 

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。


WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。

 

真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

 

初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。