米最大の映画館チェーンAMCのCEO、ビットコイン決済の導入を発表

米国最大の映画館チェーン会社であるAMC Entertainment Holdings、Inc.のCEO「Adam Aron氏」は、10日の第2四半期の決算発表で、「2021年末までにAMCの映画館チェーンで暗号通貨決済のシステムを導入する」と明言した。映画館に設置されている決済端末はもちろん、オンラインチケットの購入に対しても、ビットコインでの支払いをサポートするとのことだ。

 

米最大の映画チェーンは、コロナの流行による売り上げ減少に歯止めをかけるべく、新たな方向を模索する中、ビットコイン決済の導入という大胆な施策に乗り出した。

 

このような思い切った決断に至った背景には、単にビットコイン決済の需要が増加しているだけでなく、コロナ禍でも暗号通貨市場が盛り上がりを見せていることも少なからず影響していると思われる。

 

AMCは昨年度、パンデミックの影響でほぼ全ての映画館が休業を余儀なくされ、5億6100万ドルの純損失となった。今年の第2四半期にウォール街のアナリストが予想した損失額は4億4000万ドル。しかし、実際には3億4400万ドルまで損失を縮小してみせた。

 

予想損失の数値か、はたまたビットコイン決済の導入が引き金になったかは定かでないが、AMCの株価は2021年に入ってから急騰。6月末の時点で、AMCは米国における593の映画館をすべて再開したことも追い風となり、株価は8月までに+1581%という驚異的な上昇率を記録した。現在はWall Street Betsフォーラムで注目度No.1の銘柄であると言えよう。

 

 

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