「5月25日」速報まとめ

①2023年第1四半期の暗号通貨のハッキングが前年同期比70%減

セキュリティ企業TRMラボ(TRM Labs)によると、2023年第1四半期のトークプロトコルや暗号通貨プロジェクトに対するサイバー攻撃は前年同期比70%減となった。今年1~3月期の被害額は2022年のどの四半期よりも少ない。これは、セキュリティ対策の向上と簡単なエクスプロイトが全体的に減少したことを示唆している。

 

平均ハッキング規模も2023年第1四半期(約1050万ドル)は2022年同四半期(約3000万ドル)に減少したものの、インシデント数は同程度(約40件)だったという。

 

②イギリスが1992年以来の高インフレに

5月24日に発表されたイギリスのコアCPI(消費者物価指数)は予想を上回る6.8%の上昇で、1992年以来最も高い数値になった。これは、食品、エネルギー、タバコを除く物価が3月の6.2%から4月にはさらに加速したことを意味する。コアCPIは3ヶ月連続で予想を上回ったため、景気回復への期待に水を差している。そのため、イングランド銀行が今後数ヶ月間、利上げを継続する圧力が強まりそうだ。

 

イギリスのコアCPIの発表を受け、過去24時間でビットコインは2%下落し、心理的抵抗水準である2万7000ドルを割り込んだ。

 

③明日(5月26日)ビットコインイーサリアム36億ドル相当のオプション契約期限切れ!市場に与える影響は?

デリビット(Deribit)のデータによると、5月26日、36億ドル相当のビットコインイーサリアムのオプション契約が期限切れる。

ビットコインBTC):約8万5000件、23億ドル相当

イーサリアムETH):約70万件、13億ドル相当

 

デリビットCCO(最高商務責任者)Luuk Strijers氏は、「期限切れとなるオプションの額は多いが、市場がパニックになる理由にはならない」と述べた。ビットコインイーサリアムボラティリティ指標(DVOL)はそれぞれ50で、同様の状況は今年1月に見られた。1月の場合はその後、ビットコインイーサリアムの価格が大きく上昇した。

 

④香港大手バーチャルバンクZA Bankが暗号通貨取引サービス提供を計画

香港最大のバーチャルバンクZA Bankは香港で個人投資家向けに暗号通貨取引サービスを提供する計画を24日に発表した。

 

ZA Bankは香港でライセンスを取得した暗号通貨取引所と提携して、ZA Bankのアプリを介して法定通貨で暗号通貨が取引できるよう計画している。現在、規制当局から承認待ちである。

 

なお、香港は6月1日より個人投資家の暗号通貨取引を再開する。

 

 

 

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。


WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。

 

真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

 

初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

 

https://cutt.ly/WikiBitApp
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。