「5月11日」速報まとめ

①バイナンスの4月の取引高が半減

CCDataによると、暗号通貨取引所バイナンス(Binance)の4月のスポット取引高は48%減となった。4月の取引高は2870億ドル、2021年以降で2番目に少なく、市場シェアは46%に低下した。

 

なお、取引高の減少はバイナンスだけではなく、CEX(中央集権型取引所)全体でスポット取引高が40%減少し、2022年12月以降で最も少ない。CCDataによると、アメリカでの銀行破綻による景気後退の懸念などマクロ経済状況を取り巻く不確実性が原因だという。

 

②米4月CPI(消費者物価指数)発表

10日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は総合で前年同月比の伸びが約2年ぶりに5%を下回り、21年4月以来の低い伸びとなり、インフレ鈍化を示した。

 

4月CPIデータ

CPI(前月比):今回+0.4% 前回+0.1% 予想+0.3%

CPI(前年比):今回+4.9% 前回+5.0% 予想+5.0%

・コア(前月比):今回+0.4% 前回+0.4% 予想+0.3%

・コア(前年比):今回+5.5% 前回+5.6% 予想+5.5%

 

③ぺぺコイン下落後にクジラが買い集め

先週末急騰したペペコイン(PEPE)は現在、価格が下落している。そんな中、オンチェーン分析ツールのLookonchainによると、3人のクジラが50%近い下落の後、ぺぺコインを買い始めたているという。

 

イーロン・マスク氏のNFTのMiladysのツイートで史上最高値を記録

イーロン・マスク氏は5月10日、NFTコレクションMiladysのNFT画像に「There is no meme, I love you」と入れてツイートした。

 

その直後、MiladysはNFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)で瞬時にトレンドトップとなり、フロア価格が一時7.3 ETH(約1万3700ドル、約184万円)の史上最高値を記録した(執筆時点には、4.88 ETHとなっている)。過去7日間でフロア価格が44%上昇した。

 

 

⑤G7で暗号通貨の個人間取引の規制検討をFATFに要請

日経新聞11日の報道によると、G7(先進7カ国)は暗号通貨の個人間取引の規制整備を検討するよう、金融活動作業部会(FATF)に要請する意向であることがわかった。

 

マネーロンダリング対策(AML)やテロ資金供与対策(CFT)などが目的で、取引所間の取引だけでなく、個人間取引にも規制を広げる目的である。11日から開催される財務相中央銀行総裁会議で、課題や対策の検証をFATFに要請するという。

 

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