メタの従業員からメタバースへの不満の声が続出


メタ(Meta)が本格的にメタバースに参入してから1年が経った。CEOのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏がメタバースへの参入を失敗と思っているかはわからないが、多くの従業員からは不安の声が出ている。

 

ビジネスインサイダー(Business Insider)の報道によると、最近、米国の匿名フォーラムであるブランド(Blind)で、多くのメタの従業員からCEOのザッカーバーグ氏に対する否定的なコメントが寄せられているという。例えば、「ザッカーバーグ氏は先行きが全く見えない未来に直面している」、「メタのCEOはメタバースで会社を潰す」などだ。

 

1年前、当時フェイスブックFacebook)CEOのザッカーバーグ氏は、「今日は、バーチャルリアリティについて私が想像した可能性を共有したい」と彼の想像した世界を世界中に示した。

 

仲間と宇宙でポーカーをしたり、クールなものを共有したり、世界の裏側の人と会議や誕生会を開いたり、アバターをカスタマイズしたりなど、彼はそんな世界を想像した。

 

ザッカーバーグ氏は想像した世界を実現するため、会社名を「メタ」に変更し、仮想現実にリソースを集中し、メタバースを構築することを決定した。彼はメターバースがモバイルインターネットの次の潮流と信じた。

 

しかし、1年経っても普及しておらず、多くの人は「メタバースとは何であり、何ができるのか」を知らない。

 

先月、メタは従業員の13%に相当する11,000人をリストラすると発表した。ザッカーバーグ氏はメタの全従業員に対してオンラインで行ったスピーチで、「最初に言いたいのは、この決断の全責任は私が負う。これは私が18年間、会社を経営してきた中で直面した最も難しい決断の一つである」と話した。

 

メタの株価は第3四半期の業績不振により25%下落、800億ドルの市場価値が蒸発した。メタのメタバース部門であるリアリティ・ラボ(Reality Labs)はこの3ヶ月で37億ドルの損失を出した。

 

メタの株価は今年に入って70%以上暴落した。メタはかつてない困難に直面している。またSNSの代名詞であるフェイスブックやインスタグラム(Instagram)もティックトック(TikTok)やスナップチャット(Snapchat)などの新興勢力に押されている。

 

海外メディアによると、メタはメタバース分野に少なくとも150億ドルを投資したが、その成果はまだ現れていない。

 

メタの社内調査によると、メタのビジョンを理解していると答えた従業員は58%に過ぎなかった。匿名の調査では、多くの従業員が「メタバースは私たちを殺す」、「ザッカーバーグ氏は会社を潰そうとしている」と答えた。

 

 

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