アブダビ金融サービス規制庁が暗号資産規制原則を発表

アブダビ・グローバル・マーケット(Abu Dhabi Global Market:ADGM)の金融サービス規制庁(he Financial Services Regulatory Authority:FSRA)は、「アラブ首長国連邦(the United Arab Emirates;UAE)内外の同じ考えを持つ他の規制機関との連携を支援する」ため、暗号資産の規制と監督に関する6つの指導方針を発表した。
 
FSRA は「同方針には法的拘束力はないものの、包括的な枠組みにおける詳細を補完するものである」と説明している。また、「方針は、規制、認可、金融犯罪、監督、執行、国際協力の6分野における FSRA のリスク選好度を表すものである」、「エコシステムの信頼、リスク感度、顧客保護、新規参入者の誘致に対してバランスを適切に取れるよう調整されている」と付け加えた。
 
方針の名称は「金融サービス規制庁の暗号資産における規制・監督アプローチに関する指導原則 暗号資産の規制と監督に関するアプローチ」であり、以下の6つの原則が定められている。
原則1‐強固で透明性のあるリスクベースに関する規制フレームワーク
原則2‐高い認可基準
原則3‐マネーロンダリングなどの金融犯罪防止
原則4‐リスクを考慮した監督
原則5‐規制違反に対する執行
原則6‐国際協力
 
方針には、広範囲に及ぶデジタル資産を定義するための分類方法が導入され、規制活動に従事する組織がライセンスを要求しやすい環境作りを行う。一方、ライセンスを取得した暗号資産事業者にはADGM内での優遇措置を与える。また、高い承認基準を維持し、金融犯罪やマネーロンダリングを防止し、暗号資産の規制要件を定める。
 
ADGMはUAEに拠点を置く金融センター、自由貿易地域である。2018年6月にデジタル資産規制を導入した。マネーロンダリングの防止、顧客保護、資産保護など、暗号資産関連企業にとって魅力的な地域として発展を遂げた。
 
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