コインベース(Coinbase)がラップド・ステークドETHを上場

大手暗号通貨取引所コインベース(Coinbase)が8月24日、ERC-20としてイーサリアム(Ethereum: ETH)のネットワークに新しいトークン、コインベース・ラップド・ステークドETH(Coinbase Wrapped Staked ETH: cbETH)の上場を発表した。
 
イーサリアムのステーキングとは、イーサリアムブロックチェーンのETHを一定期間保有するとブロックチェーンのセキュリティに貢献するため、その対価としてネットワークからの報酬を得られる仕組みである。
 
ETH価格にペッグされたラップドETH(Wrapped Ether:WETH)トークンは、分散型金融 (DeFi) のエコシステムにおいて人気があるが、イーサリアムのネイティブトークンとしてETHのようにガス手数料の支払いに使用できない。
 
CbETHの場合、ユーザーは取引所でステーキング報酬を獲得しながらステークされたイーサリアムを使用できる。
 
コインベースによると、ユーザーはトークンをコインベースに預けた後、トークンをステークし、ETH2をcbETHにラップできる。新しいトークン残高はアカウントで確認できる。cbETHは流動性条件が満たされれば 8月25日に取引可能にとなる。
 
cbETHのホワイトペーパーでは「私たちはcbETHを取引、転送およびDeFiアプリケーションで使用するために採用した」、「cbETHはERC-20に準拠する一方で、DeFiの DAppsと互換性がある。複合トークンまたはcTokenとしても機能する」と説明された。
 
また、「コインベースはcbETHによって利便性のさらに高いラップドトークンを提供できる。またスマートコントラクトのオープンソース化を通じて、多くの暗号通貨エコシステムへの貢献を目指す」と述べた一方で、「ETHとcbETHはペッグしてない。またベースとなるステークされたETHが報酬を獲得し続けると、時間の経過と共に資産価格に乖離が生じる可能性がある」と説明した。
 
コインベースは、9月中旬にイーサリアムはマージ(The Merge)へのアップグレードを予定している。アップグレード期間中の予防措置として、ETHとERC-20トークンの入出金を一時停止すると発表した。
 
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出典:https://www.wikibit.com/ja/dr/1234792020107.html

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