マイニング企業コンパス・マイニング ホスティング・サービスを停止

大手暗号通貨発掘企業コンパス・マイニング(Compass Mining)社は米国メイン州のマイニング施設ダイナミクス・マイニング(Dynamics Mining)のホスティング・サービスを停止した。ウェブサイトで「メイン州の施設のホスティング契約は電力料金の未納により終了した」と発表した。

 

コンパス・マイニング社はビットコインマイナー(マイニング業者)にビットコインのマイニングマシンASICの販売、ホスティング・サービスを提供している。ダイナミクス・マイニング施設は電気代120万ドルの約半分が未払いであった。同施設は北米で最も電気代が高いメイン州にある。

 

しかし、同施設は100%再生可能エネルギーを使ったカーボンニュートラルであると主張しているため、現地の電気代が適用されない可能性がある。

 

現在、コンパス・マイニング社のディスコードサーバーは廃止されている。

 

コンパス・マイニング社とのホスティング契約には「緊急事態が発生した場合、コンパス・マイニング社またはホスティング施設は合理的な裁量で決定を下し、コンパス・マイニング社および/またはホスティング施設はコンパス・マイニング社に対していかなる責任も負わないものとする。コンパス・マイニング社は顧客のハードウェアを処分または再配置することができる」と記載がある。

 

コンパス・マイニング社のウェブサイトによると、ホスティングを終了する場合、「マイナーにマシンを発送する」オプションがある。そのため、ASICの所有者はマシンを回収できる可能性がある。

 

現時点では、コンパス・マイニング社はユーザーへの今後の措置を明らかにしていない。ただし、コンパス・マイニング社のハードウェア契約には集団訴訟条項が含まれており、ユーザーがコンパス・マイニングに対して訴訟を起こす場合、高額の費用が掛かる可能性がある。

 

ビットコインのマイニングはビットコイン価格の下落で収益が低下している。さらにエネルギー価格の高騰でマイニング利益が出なくなっている。そのため、マイナーは保有するビットコインの売却を迫られている。暗号通貨業界は成長が鈍化しており、ビットコイン価格の回復を示す兆しは今のところない。

 

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