DeFiance Capitalの創設者 180万ドル相当の暗号通貨・NFTの盗難被害に

3月22日、暗号資産ファンドのディファイアンス・キャピタル(DeFiance Capital)の創設者アーサー・チョン(Arthur Cheong)氏は、「標的型サイバー攻撃のターゲットとなり、約180万ドル相当の暗号通貨と非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)を失った」と、自身のツイッター(@Arthur_0x)投稿した。

 

チョン氏によると、ハッカーにホットウォレットを攻撃され、

 

NFT(Azukisproceedswhat was)80体、

Wrapped Ether(wETH)トークン68枚、

Staked DYDX(stkDYDX)トークン4,349 枚、

LooksRare(LOOKS)トークン1,578枚

 

が盗難被害にあった。

盗まれた暗号資産とNFTはその後、マーケットプレイスのOpenSeaで安く転売された。

 

チョン氏は被害の経緯についても説明しており、jehan@kenetic.capitalというアドレスから届いたメールの添付ファイルを開いたことで、秘密鍵不正アクセスされたと分析している。

このメールを一般的な業界関連コンテンツと思い、添付ファイルを開いてしまったことが主な原因のようだ。

 

Kenetic Capitalはブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタル企業で、共同設立者兼マネージング・パートナーはJehan Chu氏である。

 

チョン氏は、ブロックチェーン業界では経験の有無にはかかわらず、誰もが常に警戒する必要があると指摘している。

 

ハッカーに言える唯一のことは、間違った相手に手を出したということである」、「NFTを頻繁に取引するようになるまでは、かなり慎重に、PC上のハードウェアウォレットだけを使うことにしていた。携帯電話のホットウォレットの安全性は確かに十分ではない」とチョン氏は自身の見解を示している。

 

最も経験豊富な暗号資産のプロでさえ、サイバー攻撃から逃れることは難しい。初心者の投資家にとって、ホットウォレットの使いやすさは魅力的だが、安全性重視であればハードウェアウォレットを使うことを強く推奨したい。

 

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