ウクライナへ1000万ドル寄付 暗号通貨取引所KrakenがBTCをエアドロップ

ロシア軍によるウクライナへの侵攻後の2月28日、ウクライナのムィハーイロ・フェドロフ(Mykhailo Fedorov)副首相は、大手暗号通貨取引所にロシアのユーザーのアカウントを凍結するよう要請した。

 

バイナンス(Binance)とクラーケン(Kraken)は、「法的に要求されない限り凍結拒否」を表明したが、両社ともウクライナへ1,000万ドルの寄付を発表した。

 

3月9日、クラーケンは3段階での寄付金配布方法を公表した。ウクライナで開設したクラーケンのユーザーのうち、口座は残高があり、中級レベル以上の認証を受けたアカウントが対象になっている。

 

今回の寄付は、ロシアの侵攻を受けたウクライナを支援するために、クラーケンが準備している1000万ドル以上の「援助パッケージ」の一部である。援助パッケージの資金は、ウクライナでの収益と、ロシアベースの口座から発生した手数料から調達する。支援金はクラーケンユーザーに対して、ビットコインのエアドロップという形で配布される。

 

トランシェ1

ドロップ日:2022年3月10日

配布金:すぐ現金化できる1000米ドル相当のビットコインBitCoin:BTC)及び、取引手数料と相殺できる1000米ドル相当のKrakenFee Credits(KFEE)。

 

トランシェ2

ドロップ日:2022年4月1日

配布金: 2022年第1四半期のロシアの顧客から発生した手数料を基に決定される。金額は未定だが、すぐ現金化できるビットコインBitCoin:BTC)及び、取引手数料と相殺できる500米ドル相当のKrakenFee Credits(KFEE)。

 

トランシェ3

ドロップ日:2022年第2四半期を想定

3トランシェで分配される金額も未定で、第2四半期にロシアの顧客から発生した手数料を基に決定される。

 

トランシェ1で分配されるBTCの金額は、2013年以降にウクライナの居住者がクラーケンに支払った手数料の合計料金とほぼ同じである。

 

トランシェ2、3での配布総額は、ロシアを拠点とするアカウントから収集される2022年第1四半期、及び第2四半期の手数料である。その合計額を、適格なウクライナのアカウントの数で割った後の金額をエアドロップする。

 

たとえば、ロシアのクラーケンのクライアントが第1四半期に500万ドルの手数料を支払い、トランシェ 2に10,000の対象アカウントがある場合、各アカウントは500米ドル相当のBTCを受け取れる。

 

アカウントのブロック対応のみ行っている取引所がある一方で、クラーケンのウクライナ支援の方法には、ツイッターをはじめとするSNSで称賛の声が上がっている。

 

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。


WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。

 

真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

 

初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

 

https://www.wikibit.com/jp_ja/download.html
コンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。