10年以上移動していないビットコインの数は過去最高

近日のウクライナ情勢における地政学的リスクは世界の金融市場に影響を与えたようで、2月11日のS&P 500は1.9%下落していた。暗号通貨市場も影響を受けており、ビットコイン2月11日に直近2か月ぶりの高値(45,387ドル)を記録してから持続的な下落傾向に転じている。執筆時点でビットコイン(BTC)の価格は42,076ドル(4,864,112円)で、24時間比:-0.74%である。

 

 

オンチェーンデータプロバイダーのGlassnodeのデータによると、10年以上移動されていないビットコインの数が2,386,849.127 BTCに達し、史上最高数値に達した。また、2012年以前の非アクティブなウォレットの数が大幅に増加したこととわかる。

 

これらの長期保有者は、暗号通貨コミュニティで「ダイヤモンド・ハンド」と呼ばれ、市場がどんなに変動しても、保有し続けるとされている。

 

一方、「ペーパー・ハンド」または「ウィークハンド」(投機家)は、暗号通貨市場に参入して手っ取り早く金を稼ぐか、FUD*が原因で、損切りする人々を指す。Glassnodeのデータによると、現在、100 BTC以上を保有しているアドレスは5年間で最低の15,650に減少した。

 

*FUD:Fear(恐怖)、Uncertainty(不確実)、Doubt(疑問)で組み合われている用語で、「市場に対する不安」の意味である。

 

アナリスト企業Santimentが先日、ビットコイン1日のアクティブアドレスの数についてのレポートを発表した。先週、暗号通貨市場が回復基調にあったころ時はこの数字が大きく上昇し、2月8日に初めてアクティブアドレスが100万を超えた。2日間、100万以上のアクティブアドレスを保持し、10日にはさらに102万に達した。

 

1日のアクティブアドレスが3日連続で100万を超えた時期は、2021年12月1日から12月3日の間である12月4日、ビットコインは数時間で57,000ドルから42,000ドルに急落し、10,000ドル以上下落した。

 

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