クリプトパンク104点がオークションを予定 推定2000万ドル

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昨年10月にローンチした、米国高級品オークション会社サザビーズ(Sotherby‘s)社は、2月8日に104体の非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)のクリプトパンクス(Cryptopunks )の競売予定を発表した。オークションの名は「Punk It! 104 Cryptopunks. 1 Lot. 」と言う。

 

クリプトパンクスはイーサリアム(Ethereum:ETH)のブロックチェーン上で最も古いNFTコレクションである。昨年8月大手クレジッカード会社、Visa社がクリプトパンク#7610を15万ドルで購入した。クリプトパンクスのフロアプライスは現在、20万ドル程度であるため、今回のオークションは、合計2,000~3,000万ドルで取引される見込みだ。

 

この104体のクリプトパンクは、2021年7月に1つのイーサリアムブロックで、700万ドルの金額で購入されたものだ。当時の報道によると、買い手はマイナーに5イーサリアム(ETH)の賄賂を支払うことで購入ができた。

 

サザビーズ社はNFTやNFTコレクションの競売について、今回は初めてではない。昨年6月に、クリプトパンクスのオリジナル作品5点と、それに関連するNFT作品を落札していた。デジタルアート部門の責任者マイケル・ブハンナ(Michael Bouhanna)は「クリプトパンクスは、物理とデジタルとの間の重要な橋渡しを形成していた。クリプトパンクスはNFTを世界的なステージに押し上げた。」と述べた。

 

クリプトパンクスはNFTアート市場を牽引する存在で、今後の市場成長に大きな影響を与えていくだろう。

 

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