リップル社はSECと和解する?

BTC(ビットコイン)は再び60,000ドル近辺の高値で推移している。BTCの上昇影響で、多くの暗号資産も上昇し始めた。また、SECとの訴訟紛争になっているXRP(リップル)も上昇している。データによると、XRPは10月初旬の0.94ドルからゆっくりと上昇しており、現在の価格は約1.09ドルである。

 

XRPが上昇トレンドになっている根本的な理由は、リップルがついに新たな進歩を遂げたことである。9月末、リップル社CEOのガーリングハウス(Garlinghouse)はフォックスビジネスとのインタビューで、規制当局がXRPの規制状況を明確に定義するのであれば、リップルも米国証券取引委員会(SEC)と和解する用意があると述べた。

 

2020年12月23日リップル社と2人の幹部がSECに訴えられた。そのため、XRPは急落し、価値がゼロになる可能性も浮上、パニック相場のために市場を去ったXRP投資家もいた。

 

SECは、リップル社が証券ライセンスを取得していないと主張している。

 

リップルCEOのガーリングハウスは「SECは誤解している」と述べた。リップル社の主張は、「XRPはSECによって認定されているBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)と同じ暗号通貨資産の1つであり、投資契約を結んでいるのではない」というものである。また、CEOはSECとの訴訟で勝訴する自信を見せた。SECはXRPを証券の1つと見なしている。一方、他の国々の見解はどうだろうか。

 

英国政府は、XRPが証券ではなく取引トークンであるいう認識を示した。英国財務省は、XRP、ETH、BTCを「主に交換手段として使用されるトークン」として分類している。いわゆる「トランザクショントークン」は「規制されていない」カテゴリに分類されている。つまり、電子マネーでも証券トークンでもない。

 

日本のSBIグループは、XRPは証券ではなく暗号通貨資産であると述べた。また、XRPは引き続き暗号資産として取引されるとコメントしている。

 

2021年9月初旬、リップルの法務チームは、SECと和解するのを検討していないと述べた。

しかし、1ヶ月も経たないうちに、リップル社は態度を改め、SECとの和解を探っているようだ。リップル社とSECの対立が終了に近づいているのかもしれない。

 

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