ビットコインのハッシュレートが35% 採掘難易度は23%低下へ

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ビットコインのハッシュレート*は、27日の108エクサハッシュ/秒(EH/s)から28日の69EH/sへ急落し、わずか1日で、約35%の減少となりました。ネットワークの中でも最も急激な落ち込みを見せています。数日後にはもっと低い数字になっているかもしれないことに留意する必要があります。中国からの採掘者の状況が影響している可能性があります。また、来週の採掘難易度は約23.7%低下すると予測されています。

 

 

これは、ビットコインネットワークが過去数年間に経験した最大のハシュレート低下のひとつであり、ビットコインの取引確認時間の運用に影響を与えています。

 

ブロックチェーン情報メディアのTrustnodes社が収集したデータによると、ビットコインのネットワークは昨日、77ブロックしか生成しませんでした。ビットコインネットワークでは、ブロックタイムが10分と定められているため、毎日144ブロックを生成する必要があります。つまり、平均的なブロック時間は、ほぼ20分以上の間隔にまで伸びているという。

 

ビットコインは、よりスムーズなブロックタイムを実現するために、難易度を調整するように設計されています。btc.comの試算によると、難易度は23.7%下がることになり、ビットコインブロックチェーン史上最大級の難易度の低下となります。

 

この尋常でないビットコインのハッシュレートの低下は、中国政府が暗号通貨の採掘作業に適用している最近の取り締まりの結果と思われています。ビットコインマイニング部門のいくつかの重要な地域(内モンゴル、四川、雲南、新疆)がマイニングの禁止を発令し、その結果、マイニングセンターが閉鎖され、ほとんどの採掘者が移転せざる得ない状態です。

 

エルサルバドルのような国やマイアミのような都市が、中国からの採掘者にインセンティブを提供していたとしても、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)採掘機の輸送し、電気設備、許可を得る必要等、移転は簡単なことではありません。

 

*ハッシュレートとは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)をマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)する際の速度を表すものです。 具体的には、1秒間に何回計算が行われているかを示しており、ハッシュレートが高いということはマイニングを行う処理速度、つまり処理能力が高いということになります。

 

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